東京大学へ入ることが出来ました。
こんにちは。大工の祥ちゃんこと藤井祥司です。
一昨日のマイナス5.4℃からすれば、
1℃だけですが寒さが緩んだ朝ですが、
やっぱり、寒い!というか、冷たい!ですね。
そんな朝ですが、WB工法の我が家の温湿計によりますと、
今朝の温度、湿度は、
室温: 8.4℃ 湿度:48%
室外:-4.4℃ 湿度:74%(6:05)
床下: 7.4℃
部屋:10.5℃(蓄暖:中)
天気:晴れ
一昨日は、「東京大学で学ぶ!」と題された研修会に
参加してきました。
東京大学教授の井上雅文先生の楽しくて、ためになり、
そして考えさせられる話を聴いてきました。
いきなり、「木力検定試験」が配られて、講演が始まる前に回答してください!
と渡された時点で、オイオイいきなり試験だ…となりました。
冒頭で「東京大学に入れましたね!」というツカミで
すっかり引き込まれて、あっという間の3時間でした。
「木力検定」は井上先生が書かれている本で、
丁度、4巻が発売になったばかりのようです。
質問 木材に含まれる炭素は、樹木が成長するときに吸収されたものです。
どこにあった炭素を吸収したのでしょうか?
①土の中 ②水の中 ③空気の中 ④日光の中
何番かわかりますか?
答えは③空気の中です。
木は、二酸化炭素と水と光で光合成を行い、ブドウ糖を作って成長しているんですよね。
木は、空気中の二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出してるわけですが、
人(=地球上のあらゆる生物)からみれば、酸素を供給してくれているわけです。
木が空気中の二酸化炭素を吸ってくれるということは、
「空気中の二酸化炭素を減らしてくれる」ということですよね。
これがCO2削減→地球温暖化の防止につながるというわけです。
空気中の二酸化炭素を吸って減らしてくれるというのは、
言い換えれば、炭素という固体の状態になっているというわけです。
そして、「木で家を建てる」ということが、固体の状態で炭素を増やし
気体の状態の二酸化炭素を減らせて、地球温暖化の対策として有効なんだ
という話です。
いかがでしょうか?
分かっていたような話ですが、東京大学で聴くと納得させられます(笑)
人類の未来のために「木の家を建てましょう!」