2018.2.9

東京大学へ入ることが出来ました。

こんにちは。大工の祥ちゃんこと藤井祥司です。

 

一昨日のマイナス5.4℃からすれば、
1℃だけですが寒さが緩んだ朝ですが、
やっぱり、寒い!というか、冷たい!ですね。

 

 

そんな朝ですが、WB工法の我が家の温湿計によりますと、
今朝の温度、湿度は、

   室温: 8.4℃ 湿度:48%
   室外:-4.4℃ 湿度:74%(6:05)
   床下: 7.4℃
   部屋:10.5℃(蓄暖:中)
   天気:晴れ

 

一昨日は、「東京大学で学ぶ!」と題された研修会に
参加してきました。

 

東京大学教授の井上雅文先生の楽しくて、ためになり、
そして考えさせられる話を聴いてきました。

IMG_3570

 

いきなり、「木力検定試験」が配られて、講演が始まる前に回答してください!
と渡された時点で、オイオイいきなり試験だ…となりました。

 

冒頭で「東京大学に入れましたね!」というツカミで
すっかり引き込まれて、あっという間の3時間でした。

「木力検定」は井上先生が書かれている本で、
丁度、4巻が発売になったばかりのようです。

 

質問 木材に含まれる炭素は、樹木が成長するときに吸収されたものです。
   どこにあった炭素を吸収したのでしょうか?

   ①土の中 ②水の中 ③空気の中 ④日光の中

何番かわかりますか?

 

 

 

答えは③空気の中です。

 

木は、二酸化炭素と水と光で光合成を行い、ブドウ糖を作って成長しているんですよね。

木は、空気中の二酸化炭素を吸って、酸素を吐き出してるわけですが、
人(=地球上のあらゆる生物)からみれば、酸素を供給してくれているわけです。

 

木が空気中の二酸化炭素を吸ってくれるということは、
「空気中の二酸化炭素を減らしてくれる」ということですよね。

これがCO2削減→地球温暖化の防止につながるというわけです。

 

空気中の二酸化炭素を吸って減らしてくれるというのは、
言い換えれば、炭素という固体の状態になっているというわけです。

 

そして、「木で家を建てる」ということが、固体の状態で炭素を増やし
気体の状態の二酸化炭素を減らせて、地球温暖化の対策として有効なんだ
という話です。

 

いかがでしょうか?

 

分かっていたような話ですが、東京大学で聴くと納得させられます(笑)

 

人類の未来のために「木の家を建てましょう!」

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