2009.12.15
自慢話が聞けなくなるのは寂しいですね。
家族のための家なら注文住宅のツカサホーム。
こんにちは。大工の祥ちゃんこと藤井祥司です。
今日もいい天気でしたが、
天気予報に雪マークも出てきましたね。
そんな朝ですが、WB工法の我が家の温湿計によりますと、
今朝の温度、湿度は、
室温:13.4℃ 湿度:47%
室外: 3.6℃ 湿度:64%
床下:13.8℃
部屋:15.6℃(蓄熱式電気暖房器(小))
天気:晴れ
写真(中央)は、父が25歳の時、棟梁として
教西寺本堂と客殿を任された時のものです。
僕の父であり、ツカサ工務店の大棟梁である、
藤井 定が、12日に亡くなりました。
仏さんになった父は、住職から‘本当の名前’を
いただきました。
「誠願院建創定範居士」
戦争が終わり、学校を卒業した15歳の時、
見習いとして入った大工の世界。
それから60年間、現役で現場に立ち続けました。
檀那寺である円通寺も、24歳の時の鐘楼門改修に始まり、
位牌堂を新築したり、僕も手伝った客殿の増築などしているので、
住職は代が変わっても、人柄も仕事もよくわかっておられました。
「定さんの誠実な生き方と、大工としてすばらしい建物を残されてきたこと、
そして、職人の厳しさと、あの‘にこやかな笑顔’、模範になる生き方という事です。」
と云われ、名付けて頂きました。
ちなみに、先代の住職とは共に‘酒好き’でもありましたが、
ここは割愛されましたね。
子供たちからも、孫たちからも
「自慢話をいっぱい聞かされたー」という話もありましたが、
その自慢話が聞けなくなるのが少し寂しいですね。