2005.11.1

冷えましたね。昨日の続きも書いておかなきゃ…。

こんにちは。
今日は、少し冷え込みましたね。
我が家では、ようやく蓄熱式電気暖房器=蓄暖(ちくだん)君が
『やっと寒くなってくれた!これで活躍できる!』とばかりに
朝早くからファンを回しています。
今朝の我が家の温度計、湿度計によりますと
   室温:14.9℃ 湿度:57%
   室外: 5.9℃ 
   床下:17.5℃   
   天気:晴れ 
ちなみに、室温と湿度を測っている所は、
脱衣室にある蓄暖の影響を受けないように
一番はなれた家事室で扉を閉めています。
さて、昨日の続きになりますが、
この温湿計の設置場所で外壁に面していなきゃ
あまり意味が無いかということを
もう少し詳しく言っておきたいと思います。
なんといっても、WB工法の3つの大きな特徴を
支える心臓部的な話につながっていますので
とても重要なんですねー。
しかし、ちょっと技術的なことにもなりますので、
気持ち的には、理科の実験くらいに
軽く聞いてください。
ではでは、
今回、温湿計を付けたこの壁は、外壁に面した壁ではなく
室内のダイニングと玄関ホールの間の間仕切壁なのです。
間仕切壁の場合は、WB工法の作り方として、床下とは
つながっていない、床下との通気を止めている部分になります。
一方、外壁に面する壁は、床下とつながっていて
第2通気層とよばれ気管の役目をしています。
そうです。家の呼吸で一番大事なところです。
勉強されている方は、もうお解かりですね、その壁と床下の間に
バリアヘルスがあって空気の流れを制御しているのです。
131-3181_IMG.jpg
(床下の断熱と基礎の断熱、そしてバリアヘルスが付いている…)
ということで、特に夏場が顕著に見れるのでおもしろいと思うのですが
床下の涼しい空気が、バリアヘルスが開いている状態で、壁の中に上がってきて
2階、または小屋裏へ抜けて行っているのが、温度によって
わかるということになるのです。
ちなみに冬の場合は、バリアヘルスも閉じて保温層として働くので
間仕切壁内部の温度とほとんど同じになるということです。
ということで、
その温度差を見てみたいですよねー。
ということで、
やっぱり、外壁に面したところに付けたいなー。
でも今さら、壁をくりぬいたら怒られるだろうなー。
でもでも、うちの奥様は大丈夫かも?
なんてったって、大工の祥ちゃんの奥様ですから!
ということで、来年の夏までにはまだ時間はあるし、
気長に交渉して、実現できるようにがんばろうっかな!
実現した暁には、是非、是非、見に来てください!
そこで、大工のひとり言
『家なんて、完成しても終わりではない』
(うーん深いねー、なかなかいい感じだ…)

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