冷えましたね。昨日の続きも書いておかなきゃ…。
こんにちは。
今日は、少し冷え込みましたね。
我が家では、ようやく蓄熱式電気暖房器=蓄暖(ちくだん)君が
『やっと寒くなってくれた!これで活躍できる!』とばかりに
朝早くからファンを回しています。
今朝の我が家の温度計、湿度計によりますと
室温:14.9℃ 湿度:57%
室外: 5.9℃
床下:17.5℃
天気:晴れ
ちなみに、室温と湿度を測っている所は、
脱衣室にある蓄暖の影響を受けないように
一番はなれた家事室で扉を閉めています。
さて、昨日の続きになりますが、
この温湿計の設置場所で外壁に面していなきゃ
あまり意味が無いかということを
もう少し詳しく言っておきたいと思います。
なんといっても、WB工法の3つの大きな特徴を
支える心臓部的な話につながっていますので
とても重要なんですねー。
しかし、ちょっと技術的なことにもなりますので、
気持ち的には、理科の実験くらいに
軽く聞いてください。
ではでは、
今回、温湿計を付けたこの壁は、外壁に面した壁ではなく
室内のダイニングと玄関ホールの間の間仕切壁なのです。
間仕切壁の場合は、WB工法の作り方として、床下とは
つながっていない、床下との通気を止めている部分になります。
一方、外壁に面する壁は、床下とつながっていて
第2通気層とよばれ気管の役目をしています。
そうです。家の呼吸で一番大事なところです。
勉強されている方は、もうお解かりですね、その壁と床下の間に
バリアヘルスがあって空気の流れを制御しているのです。
(床下の断熱と基礎の断熱、そしてバリアヘルスが付いている…)
ということで、特に夏場が顕著に見れるのでおもしろいと思うのですが
床下の涼しい空気が、バリアヘルスが開いている状態で、壁の中に上がってきて
2階、または小屋裏へ抜けて行っているのが、温度によって
わかるということになるのです。
ちなみに冬の場合は、バリアヘルスも閉じて保温層として働くので
間仕切壁内部の温度とほとんど同じになるということです。
ということで、
その温度差を見てみたいですよねー。
ということで、
やっぱり、外壁に面したところに付けたいなー。
でも今さら、壁をくりぬいたら怒られるだろうなー。
でもでも、うちの奥様は大丈夫かも?
なんてったって、大工の祥ちゃんの奥様ですから!
ということで、来年の夏までにはまだ時間はあるし、
気長に交渉して、実現できるようにがんばろうっかな!
実現した暁には、是非、是非、見に来てください!
そこで、大工のひとり言
『家なんて、完成しても終わりではない』
(うーん深いねー、なかなかいい感じだ…)