茶室のある「空気がキレイな家」完成しました!
こんにちは。
WB工法で、空気がキレイで『深呼吸したくなる家』を建てている
ツカサ工務店の大工の祥ちゃん相方こと、藤井慶子です。
台風が去って、朝夕が涼しくなりました。
秋が来ました!
今朝の、
WB工法の我が家の温室度計によりますと
今朝の温度、湿度は、
室温:26.0℃ 湿度:68%
室外:22.9℃ 湿度:87%(6:30)
床下:24.7℃
部屋:25.3℃
天気:晴れ
何とか(笑)ニュースレターを発送できました。
早速、「読みましたよ~」や現状を報告してくださる反応がいただけて嬉しいです💖
今回のニュースレターでは、
茶室のある「空気がキレイな家」のお披露目をさせていただきました。
60歳代のご夫婦の『終の棲家』として、
ツカサ工務店のWBHOUSE「空気がキレイな家」を選ばれました。
ご主人の
「コレクションしたレコードがキレイに収納できて、聴ける部屋が欲しい」
奥様の
「お客様をお招き出来る茶室と庭が欲しい」
という希望から始まった家づくりでした。
この家の、大きな特徴は
「既存の床柱、建具、襖、畳、欄間を再利用したい!」
ということでした。
解体前に、大工さん達と丁寧に取り外して、あらかじめ造っておいた倉庫に取っておきました。
大工の祥ちゃんがInstagramにあげていた言葉を拝借して
<大工の祥ちゃんひとり言>
昔ながらの畳が基準なので、
半間と1間と1間半と2間の柱芯~芯の寸法は
単純にモジュールで追いかけられなくて、
6畳間と4畳半と3畳間と半間角の収納がある平面の組み合わせに、
2階がのるので立体的なパズル状態です。
そして、これをプレカットに伝えるのは…根性が要ります(笑)
さらに更に、経年により柱が少し痩せていたり、反っていたり、傾いていたりと
変数が多くて、対応力の見せどころでした💪
最後に、扉がハマるまで「間違っていなかったよね?」とドキドキですから、
心臓への負担も大きくて眠れませんでした(笑)
喜んでいただけてホッとしました。
良かった~
それでは、写真でご紹介いたしましょう。
中霧島壁で「炉」も切ってある 茶室 です。
雪見障子、廊下の木製ガラス戸、欄間、襖は、既存の物です。
出書院の建具、引違い棚も既存の物です。
画面一番左端の飴色の柱は、前の床柱になります。
新旧の床柱が仲良く収まりました!
廊下には、水屋もあります。
簀子も大工さんの手作りです。
銅の受け皿は、板金屋さんの特注品です。
水屋の隣には、茶道具を収納する部屋があります。
高さは、道具の高さに合わせて変えることが出来ます。
茶室周りは、無垢のカラマツを貼りました。
左側の木製ガラス戸と網戸、雨戸も既存の物です。
このカラマツの落ち着いた色合いのおかげで、
既存の建具も馴染んだ、イイ雰囲気に仕上がりました!
カラマツの廊下の突き当り
リビングへの入口です。
こちらは、新しく造作しました。
リビングには、造作で本棚をつけました。
照明の上に付いているのは、
WBHOUSEには、必需品「省エネ君ヨドマーズ」です。
部屋の空気をゆっくりと動かしてくれるので、全体が心地よい空間になります。
こちらにも、既存の建具が入りました!
リビングの床は、オーク無垢です。
本棚の反対側には、キッチンです。
既存の建具と新しい建具の高さの違いが分かっていただけると思います。
安心してくぐれる場所と
気をつける場所とスリルがありますね(笑)
リビングダイニングの右側には、
廊下があって、
浴室とトイレがあります。
廊下には、WBHOUSEに住んでおられる皆様に喜んでいただけている
室内物干し「ホシ姫サマ」が2本ついています。
この廊下は、オーク無垢です。
見学会に、OBのK様が義妹さんをご招待くださいました。
K様ご主人が、
「どう?この空気感!他と違うと思わん?」
「僕らは、この空気感が譲れん!って思ったんよね~」
「僕ら夫婦は、結構色々言う方じゃけどツカサさんとの家づくりでは、本当に文句ひとつ無かったんよね~」
「どんな?」
とお話を進めてくださいました(笑)
もう直ぐ4歳になるりょう君は、
「ここに泊まりたいね!」って言ってくれました。
また、来てくださいね💖
次回は、
10月末頃
尾道市瀬戸田町にて
「立派な石庭の残る 縁側がある 空気がキレイな家」の見学会をさせていただきます。
福山からは、ちょっと遠いですが
こちらも、シラスそとん壁(伊礼色)の家です。
和室には、中霧島壁も塗ります。
1階にオーク無垢を
2階にパイン無垢を使った家です。
瀬戸田町ならではの使い方もあって楽しいですよ。
お楽しみにお待ちください。