2005.12.7

蓄暖君と無垢サクラさんの相性は悪い?

こんにちは。
今日も天気が良くて気持ちいいですね。
その分、少し冷え込んではいます。
我が家の頼りない温湿計によりますと
先日5日のうっすら雪景色の朝に続いて
今年2回目の氷点下です。
ということで、
今朝の我が家の温度計、湿度計によりますと、
   室温: 9.6℃ 湿度:55%
   室外:-0.2℃ 
   床下:12.8℃
   部屋:15.2℃(蓄熱式電気暖房器あり)
   天気:晴れ
このブログでは、
『良いことも、悪いことも、全部、正直に書いていく!』
と決めています。
良いことばかり並べるよりも、その方が絶対役に立ちますもんね。
ということで、ちょっとショックというか残念というか
そんな話を・・・。
今のホットな話題といえば、暖房機でしょう。
昨日も「松下電器のFF式ファンヒーターで一酸化中毒により
死者が出た」というニュースがありました。
1ヶ月くらい前に折り込みチラシでリコールの告知が
あったヤツですね。
FF式とは、簡単にいうと煙突のあるファンヒーターです。
前にも、少し書いたかもしれませんが、
これについては、また取り上げあいと思います。
101MSD-VFSH0092_VFSH0092.jpg
(前にマットを敷いたりしてはいるのですが・・・)
さて本題は、
我が家の蓄暖君です。
これも前に書きましたが、がんばって働いているのですが
もうひとつ容量不足です。
朝は、階段を下りて行くとホンノリ温かくて気持ちいいのですが
15℃ちょっとじゃ、
『あったかーーーい』とは、ココロの底からは、
言えませんね。(期待しすぎのところもあるのかな?)
少々贅沢かもしれませんが、やっぱり17℃くらいが
理想です。(前の家では考えられないほど贅沢ですが・・・)
WBの本でも、‘動’なら17℃くらいがちょうどいい
‘静’(じっとしている状態)なら20℃くらいということが
書いてありましたね。
しかし、この容量不足は、いわば『想定内』(流行語)のことなので
ホットカーペットなどの局所暖房でカバーしていくつもりでいたのですが、
(実際にカーペットをだしました)
101MSD-VFSH0092_VFSH0092.jpg
(主役は、実穂子でもクリスマスツリーでのありません)
もうひとつ、問題が発覚してしまいました。
それは、
『蓄熱暖房機と無垢の木は相性があまり良くない』ということです。
我が家では、ご存知の通り、サクラの無垢のフローリングを張っていますが、
無垢は調湿機能があり、乾燥してくると収縮してしまうのです。
これは、もちろん想定内(もういい?)のことで、少々すき間になるのは
しょうがない、肌触りとともに、そこが良いところと納得していました。
が、です。
蓄暖の前、温風の吹き出し口にもなっているし、もちろん、温度も高くなっていて
その収縮が、一段と激しいのです。
よく見ると、カウンター板(集成無垢を使用します)と壁の間も
隙間が出来てしまうほど収縮しているのです。
101MSD-VFSH0091_VFSH0091.jpg
「過乾燥」という言葉があります。
WBの開発者である寺島社長から始めて聞いた言葉でしたが、
最初は、『結露』の方が大きな問題だったので、
正直、あまり気に留めていませんでした。
今まさに、その問題に直面したという感じです。
我が家では、お風呂から出たあとは、浴槽の蓋をして
浴室の扉を開けて、残り湯の温熱と水分を補給しています。
これで、結露が起こらないのはスゴイことなんですが・・・WBの力
それでもまだ、乾燥しすぎのなのか?
という感じです。
我が家の場合、
普通のファンヒーターで、水蒸気を発生させた方がいいのか?
などとも考えています。
どうでしょう・・・。
やってみましょう・・・。
木と対話しながらという感じですね。
そこで大工のひとり言
『木と話す』
もう一つ、
『課題を解決したら、次のステージが待っている。
そして、次の課題が待っている』

「それでも、‘いい家’をつくるためにがんばるんです!」
だって、‘いい家づくり’は本当に楽しいですから!

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