2011.1.20

耐震診断と耐震補強。

福山市で長期優良住宅ならWB工法とシラス壁のツカサホームです。
こんにちは大工の祥ちゃんこと藤井祥司です。

今日は、いい天気です!
寒さも少し緩んだ感じですが、天気予報では、
まだまだ冬型の気圧配置らしいです。

そんな朝ですがWB工法の我が家の温湿計によりますと、
今朝の温度、湿度は、

   室温:10.9℃ 湿度:34%
   室外:-0.1℃ 湿度:51%
   床下:10.5℃
   部屋:14.6℃(蓄熱式電気暖房器(中))
   天気:晴れ

 

P1010270.jpg 

さて、2日間(東京では3日間の講習会)広島でビッシリ講義を受けてきました。

『木造住宅の耐震診断と補強方法』です。

ご存知の通り、1995年1月17日5時46分に発生した
兵庫県南部地震「阪神・淡路大地震」では、死者が5,500人以上
というきわめて大きな被害をもたらしました。

そして、その多くが倒壊した建物の下敷きになったということで、
国としても、耐震補強は緊急な課題になっています。

ちょっと極端な言い方をしてしまうと、
「地震で多くの死者を出さないためには、
 家が潰れないようにするということが一番」
ということなんです。

この耐震補強というのは、その目的は明確で、

「震度6強から7(想定の最大値)の地震がきても、
 倒壊しない家にして、人命を守る」ということです。

つまり、地震によって壁にヒビが入ったり、
窓が割れたりはするでしょうが、家が潰れてしまうことは、
ないようにするというモノなんです。

ですが、なかなか進まないのが現実です。

「いつ来るかわからない地震に備えて、100万円かけて耐震補強をする…」
というのは、なかなか腰が上がらないですよね。

しかし、地震の研究もかなり進んでいるようで、
30年以内に大地震が発生する確率は90%といわれている
地域もあるようです。

やはり、‘備えておくべき’では、ありますよね。

リフォームの時には、とりあえず検討するという感じで、
考えていくべきだと思います。

ということで、耐震診断・耐震補強についても
相談していただける準備は出来ておりますので、

「ちょっと聞いてみるんだけど…」
と声をかけてください。


最後に、地震の時は2階にいましょう。

2階の方が揺れは大きいので、怖いですが、
倒壊を考えると2階の方がよさそうです。

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