耐震診断と耐震補強。
福山市で長期優良住宅ならWB工法とシラス壁のツカサホームです。
こんにちは大工の祥ちゃんこと藤井祥司です。
今日は、いい天気です!
寒さも少し緩んだ感じですが、天気予報では、
まだまだ冬型の気圧配置らしいです。
そんな朝ですがWB工法の我が家の温湿計によりますと、
今朝の温度、湿度は、
室温:10.9℃ 湿度:34%
室外:-0.1℃ 湿度:51%
床下:10.5℃
部屋:14.6℃(蓄熱式電気暖房器(中))
天気:晴れ
さて、2日間(東京では3日間の講習会)広島でビッシリ講義を受けてきました。
『木造住宅の耐震診断と補強方法』です。
ご存知の通り、1995年1月17日5時46分に発生した
兵庫県南部地震「阪神・淡路大地震」では、死者が5,500人以上
というきわめて大きな被害をもたらしました。
そして、その多くが倒壊した建物の下敷きになったということで、
国としても、耐震補強は緊急な課題になっています。
ちょっと極端な言い方をしてしまうと、
「地震で多くの死者を出さないためには、
家が潰れないようにするということが一番」
ということなんです。
この耐震補強というのは、その目的は明確で、
「震度6強から7(想定の最大値)の地震がきても、
倒壊しない家にして、人命を守る」ということです。
つまり、地震によって壁にヒビが入ったり、
窓が割れたりはするでしょうが、家が潰れてしまうことは、
ないようにするというモノなんです。
ですが、なかなか進まないのが現実です。
「いつ来るかわからない地震に備えて、100万円かけて耐震補強をする…」
というのは、なかなか腰が上がらないですよね。
しかし、地震の研究もかなり進んでいるようで、
30年以内に大地震が発生する確率は90%といわれている
地域もあるようです。
やはり、‘備えておくべき’では、ありますよね。
リフォームの時には、とりあえず検討するという感じで、
考えていくべきだと思います。
ということで、耐震診断・耐震補強についても
相談していただける準備は出来ておりますので、
「ちょっと聞いてみるんだけど…」
と声をかけてください。
最後に、地震の時は2階にいましょう。
2階の方が揺れは大きいので、怖いですが、
倒壊を考えると2階の方がよさそうです。